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チワプー

チワプーの特徴|チワプーってどんな犬?

チワプーの特徴とおすすめする理由

チワプーは、チワワとトイプードルという純血種の両親から生まれたミックス犬です。

その愛らしさは特別で、ミックス犬の中でも特に人気があります。両親の特徴ははっきりしていますが、チワプーがどちらの特色を強く受け継ぐかは成長するまでわかりません。

成犬になったときの可愛らしい姿を思い描きながら、パピーを育てる楽しみがあります。

チワプーの性格|社交的で愛情深く活発

一般的にチワワは飼い主が大好きで愛情深く、やや警戒心が強めだといわれています。

対してトイプードルは社交性が高く知的です。人間や他の犬と関わる機会を多くするなど、パピー期から青年期にかけて良い社会経験を積極的にさせてあげましょう。

チワワに似て警戒心が強そうな場合は、特にていねいに社会化を行うと良いでしょう。たっぷりの愛情をかけて一緒に遊んだりしつけをすることで両親犬の性格の良い面を引き出し、活かしてあげるようにしてあげましょう。

どちらに似ても、活発で愛情深い性格をもっていることが多いと考えられます。

トイプードルの性格

  • 人間や他の犬に対して友好的で社交性が高い
  • 知能が高く賢い
  • 活発で陽気

チワワの性格

  • 愛情深く、飼い主に忠誠心を持つ
  • 好奇心旺盛で活発
  • 神経質で臆病

チワプーの毛色や毛質

トイプードルとチワワの毛色は、いずれもバラエティに富んでいます。チワプーの毛色や毛質は、どちらの親の特徴が強く表れるかは成長過程でわかるため、変化を楽しむことができます。

ダブルコートのチワワに似た毛質になると、換毛期には抜け毛が多くなることもあります。また、トイプードルもチワワも匂いが少ない犬種ですが、こまめなお手入れは大切です。

どんな毛色や毛質のチワプーに成長するのか、その変化を見守るのも楽しみの一つです。

チワプーにトリミングは必要?

毛質がチワワ寄りのチワプーであれば、被毛の長さは一定で保たれるため季節によってトリミングが不要となる場合もあるでしょう。

トイプードルに似た毛質となった場合は巻き毛が伸び続けますので、月1回程度の定期的なトリミングが必要となります。

毛質がはっきりせず判断できない場合は、トリマーや動物病院で相談してみると良いでしょう。

チワプーのカット|立ち耳のくまさんカットがかわいい!

チワプーのカットでおすすめなのは、立ち耳のくまさんカットです。

顔回りを丸くふんわりと整え、耳をくまの立ち耳のようにカットすると、まるで可愛いくまのぬいぐるみのようなスタイルが完成します。

ミックス犬のチワプーは、チワワとトイプードル、両親のどちらに毛質や毛量が似るかで、似合うカットスタイルも異なってきます。トイプードルで人気のテディベアカットは、トイプードル似の毛質・毛量のチワプーでしたらトライ可能です。

チワプーはブリーダーから迎えるのがおすすめ!

トイプードルとチワワのミックス犬

チワプーを迎える場合は、ペットショップよりも信頼のできるブリーダーがおすすめです。

両親の犬種が異なるミックス犬は、サイズや容姿、毛質、性格が両親のどちらに似るのか成犬になるまでわかりませんが、ブリーダーから迎えることで、育った環境やきょうだい犬、両親犬などから将来の姿をイメージしやすくなります。

「想像と違った」ということがまったくないわけではないですが、家族となるチワプーが成犬になった姿をイメージすることで、安心して迎えることができるのではないでしょうか。

チワプーの寿命とかかりやすい病気

一般的な小型犬の平均寿命は13~16歳で、チワプーも同程度です。チワプーがかかりやすく、注意すべき病気には以下のようなものがあります。

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)
    膝のお皿(膝蓋骨)が外れてしまう病気で、痛みが生じ歩行困難となります。
    予防するには、体重を適正に保ち膝の負担を軽減する、生活スペースの床の材質を滑らないものに変更する、高所からの飛び降りなど膝や関節に負担のかかる動作をさせない、などが挙げられます。
  • 僧帽弁閉鎖不全症
    心臓の左心房と右心房の間にある僧帽弁が変形し正常な開閉をしなくなることで血液の逆流などを引き起こす病気です。中年齢以降の小型犬に発症が多くみられますが、予防方法は特にありません。頻繁な咳や呼吸の異常に気を付け、早めの受診を心がけるようにしてください。

トイプードルがかかりやすい病気

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)
  • 前足の骨折
  • 僧帽弁閉鎖不全症
  • 外耳炎
  • クッシング症候群

チワワがかかりやすい病気

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)
  • 水頭症
  • 僧帽弁閉鎖不全症
  • 角膜炎
  • 気管虚脱

チワプーの飼い方やしつけで気を付けたいこと

チワプーには、飼い方やしつけに独自の注意点があります。

純血種の飼育方法は長い歴史を経て確立されていますが、チワプーは誕生してからの歴史が浅く、ミックス犬であるため個体差が大きいです。

そのため、チワプーにはそれぞれの性格や特徴に合わせた飼い方やしつけを見つけることが重要です。

しつけ

両親犬であるチワワやトイプードルの性質を鑑みると、チワプーは賢く社会性の高い犬になる可能性が高いでしょう。

しかしながらどんな犬にも個性があり、必ずしも人間側の思い描く通りには育ってくれませんので、パピー時からしっかりとしつけをする必要があります。

特にチワワに似た性質のチワプーは、自立心や警戒心が強いことがありますので、可愛いからといって甘やかさず、人間と共に暮らすためのルールを根気強く教えてあげましょう。

環境づくり

チワプーの飼育環境で最も気を付けたいのが、生活スペースの床材や高低差です。滑りやすい床材や、飛び降りを誘発するようなソファなどは膝蓋骨脱臼(パテラ)や骨折の要因となります。

床にはカーペットやマットを敷く、ソファにはスロープを設置するなど、危険のないように室内環境を整えてあげてください。

また、シングルコートであれば寒さに弱いため、服を着用させるなど冬季の温度管理は適切に行いましょう。

散歩や遊びなどの運動

散歩は、運動以外にも気分転換や社会化の機会にもなるため、毎日行うようにしたいものです。

小型犬であってもそれなりの適切な運動量が必要になります。散歩や運動が不足しているとストレスとなり、いたずらなどの問題行動に発展することもあります。

怪我のリスクもありますので激しい運動はおすすめできませんが、華奢な骨格や関節を守るためにも、運動することでしっかりとした筋肉をつけておく必要があります。

チワプーをお探しの方へ|おすすめする理由

純血種の両親から受け継いだ容姿と性格が唯一無二であるという点がミックス犬の最大の魅力です。
そのミックス犬の中でも特に人気があるのがチワプーです。

  • チワワとトイプードル、両親のどちらに似たとしても容姿がとても可愛らしい
  • どのような成犬に成長するのか、その過程を楽しむことができる
  • トイプードルに似た毛質の場合、さまざまなトリミングスタイルを楽しむことができる

日本の住宅事情を考慮すると、チワプーのような小型犬は生活スペースが広くなくても飼いやすいといえるでしょう。

ただし運動が不要ということではありません。お散歩などをはじめとした運動や、パピー時からの社会化やしつけは一貫性と愛情を持って行うようにしましょう。

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