全国のイエローアプリコット系のミニチュア・シュナウザーの子犬を探す
ミニチュア・シュナウザー
ミニチュアシュナウザーの特徴|ミニチュアシュナウザーってどんな犬?
ミニチュアシュナウザーは長い口ひげと愛嬌ある眉の毛が特徴の小型犬です。ワイヤーヘアーと呼ばれるかたい毛が印象的ですが、柔らかい毛とかたい毛の2種類が混在しているダブルコートです。小型ながらがっしりしている体つきで活発、遊ぶことが大好きな犬種なので、一緒に出かけるのにも向いているでしょう。
JKCの登録頭数は年々増加傾向にあり、2023年には4位に入るなど人気が高い犬種です。
ところで、シュナウザーにはスタンダードとジャイアントというサイズが存在するのはご存じでしょうか。
ミニチュアシュナウザーは、スタンダードシュナウザーがアーフェンピンシャーと掛け合わされて小型化し生まれました。がっしりとした骨格はスタンダードの特徴をしっかり受け継いで小型化された結果と言えますね。
その他の呼ばれ方 | ・シュナ ・ミニシュナ ・シュナウザー |
大きさ | 体高:約30~35cm 体重:約4~8kg |
毛色 | ソルト&ペッパー ブラック&シルバー ホワイト(白) ブラック(黒) |
性格 | ・忠実で賢い ・好奇心旺盛で遊ぶことが好き ・警戒心がある |
価格 | 約15~35万円 |
寿命 | 約12~15歳 |
原産国 | ドイツ |
ミニチュアシュナウザーの性格|社交的な反面、警戒心が強い
ミニチュアシュナウザーは社交的で家族に対して愛情深く、一緒に遊ぶのが大好きです。積極的にスキンシップをとってあげてください。
また、信頼できる人や犬なら良い関係を築きやすく、飼い主さんの言うこともよく聞いてくれるためしつけがしやすいです。初めて飼う方や子供のいる家庭でも飼いやすい犬種となっています。
一方で警戒心やこだわりが強い面もり、他の犬に対して威嚇したり、吠え癖がつく可能性も考えられるため、子犬の時の社会化やしつけをしっかりしてあげましょう。
ミニチュアシュナウザーの人気カットスタイル
長い口ひげや眉が特徴のミニチュアシュナウザーですが、多くのカットスタイルが存在します。
トイプードルでおなじみのぬいぐるみのようにふんわり仕上げるテディベアカットはシュナウザーでも人気ですが、他に以下のようなカット方法もあります。
- スタンダード(シュナカット)
- トップノット
- まつげのこし
- 耳の毛のこし
どのようなカットなのか詳しくみてみましょう。
スタンダード(シュナカット)
ミニチュアシュナウザーの代表的なカット方法のスタンダード(シュナカット)です。
毛の長い犬種ですが、耳は形に添って短めに、チャームポイントである口周りや眉はボリュームを残し整えるカット方法です。好みによって口周りも短めに丸くカットすることもあります。どのくらいの長さがいいか要望を伝えましょう。
女の子らしいトップノット
頭の毛を長く残しリボンなどでまとめてヘアアレンジができるのがトップノットです。リボンなどのアクセサリーが使えるため、女の子にぴったりのカットスタイルとなっています。
結んでいると毛が絡まったり皮膚が荒れる可能性があるため、毎日ブラシをする、結び直すなどのお手入れが大切です。
シュナウザーならでは!まつげのこし
シュナウザーの特徴である横にシュッと伸びている長いまつげを活かしたスタイルとなっています。
チャームポイントの眉毛を長めに残すこともできますが、まつげが目立たなくなってしまうため、メリハリをつけるためにも短くカットしてもらうのがおすすめです。
アレンジ次第でさまざまな印象に。耳の毛のこし
フェイクイヤーとも呼ばれる、耳の飾り毛をふんわり残すカット方法です。
凛々しく感じる眉毛に対して、耳がふわっとする分可愛らしい印象を受けます。
ボリューミーに残したり、さらっとした感じに残したり、トリマーさんによって変わってくる部分があります。他のカットを含め、画像を準備して説明するのがおすすめです。
シュナウザーの毛色|人気の定番カラーと希少カラー
シュナウザーには全部で5種類の毛色があります。
- ソルト&ペッパー
- ブラック&シルバー
- ブラック
- ホワイト
- ウィートン
シュナウザーと言われてまず思い浮かぶソルト&ペッパー。グレーの濃淡が素敵な1番人気なカラーです。
ブラック&シルバーは、シルバーが白のようにポイントとして目立つのが印象的。
単色にはブラックとホワイトがあり、定番カラーはシンプルな色が多くなっています。
唯一JKC非公認なのがウィートン。レバーやミルクティーとも呼ばれるカラーです。茶色・ベージュ・ミルクティなど濃淡は様々で、成犬になると該当部分の色が薄くなることも多いです。他の色より繁殖が難しいため、希少なカラーとなっています。
シュナウザーの毛質と被毛の特徴
シュナウザーは、硬いワイヤーヘアーのオーバーコートと柔らかいアンダーコートを持つダブルコートの犬種です。
ダブルコートは体温調節に役立ちますが、シュナウザーは換毛期がないため、抜け毛は少ない傾向にあります。ただし、匂いが比較的ある犬種で、毛が密集しているため匂いがこもりやすいのが特徴です。また、口周りの毛が長いため、ご飯やよだれで汚れやすくなります。
匂いを抑えるためには、シャンプーやブラッシング、ウェットティッシュでのお手入れが効果的です。月に1回のシャンプーや日々のお手入れをしっかり行いましょう。
ミニチュアシュナウザーの子犬はどこから迎える?値段は?
ミニチュアシュナウザーを迎えるには、ブリーダー、ペットショップ、保護犬を迎える3つの方法があります。
血統や大きさ、希望の毛色がある場合は、ブリーダーさんから迎えるのが確実です。
生まれた環境を見学できて安心なうえに、親犬を見たり直接質問したりすることで、育った時の大きさをある程度予測できるメリットがあります。
さらにショップのように仲介手数料がかからないため比較すると安価でお迎えができるでしょう。
保護犬の選択もありますが、シュナウザーをお迎えできるとは限らないため「ミニチュアシュナウザーに決めている」という方はブリーダーさんからのお迎えをおすすめします。
ミニチュアシュナウザーのミックス犬
ミニチュアシュナウザーには、人気のミックス犬もいます。
- シュナックス(シュナウザー×Mダックス)
- シュナマル(シュナウザー×マルチーズ)
- シュナプー(シュナウザー×トイプードル)
例えばシュナックスなら、シュナウザーの口ひげや眉とダックスのかわいい胴長短足部分を受け継ぐのが代表的です。
他にもシュナマルならシュナウザーのかっこいい顔立ちにくりくりの丸いマルチーズの目元、シュナプーではシュナウザーの口ひげにふわっとした柔らかな毛はプードルの受け継ぐなどがあります。
どちらの遺伝子が強くあらわれるかによって大きく変わるため、どこが似てくるか楽しみの1つですね。
ミニチュアシュナウザーの寿命とかかりやすい病気
ミニチュアシュナウザーの平均寿命は12~15年です。小型犬としては平均的な寿命となっています。
そんなミニチュアシュナウザーは以下の病気にかかりやすいです。
- 外耳炎
- 尿石症 など
シュナウザーはたれ耳のため、蒸れたり汚れが溜まりやすく外耳炎にかかりやすいといわれています。定期的な耳掃除を忘れずにしてあげましょう。
尿石症は、膀胱や尿道に石のようなものが溜まってしまう病気で、初期では血尿やトイレの回数の増加がみられます。進行すると排泄がしづらくなり、膀胱破裂など命にかかわることも。
治療法は石の種類によってフードや薬で石を溶かし様子を見る場合と、手術で取り除く場合があります。普段から水分や栄養バランスに気をつけ、様子を把握しておくのが大切です。
ミニチュアシュナウザーの飼い方やしつけで気を付けたいこと
ミニチュアシュナウザーは賢くしつけも覚えやすい犬種ですが、警戒心が強いです。
警戒するあまり吠え癖がついて他の犬や人、物音に対して吠えてしまい、シュナウザーにとってもストレスになってしまうため、吠えに対するしつけも欠かさないようにしましょう。
またシュナウザーは活発なため運動も欠かせません。1日2回30分程度は散歩に行ってあげてください。また人と過ごすのも好きなので、おもちゃで遊ぶ、犬の出入りが許可されている公園やドッグランなどで走って遊んであげるのもおすすめです。
室内フリーでも過ごせるよう、いたずらをしないよう主従関係を築いて、楽しい共同生活を送りましょう。
ミニチュアシュナウザーをお探しの方へ|おすすめする理由
ミニチュアシュナウザーは口ひげと眉がチャームポイントで、どこか紳士的なイメージを感じながら活発で運動も好きなギャップも可愛い犬種です。
ミニチュアシュナウザーがおすすめの理由
- 毛が伸びるのが早くカットが豊富
- 賢く初めてでもしつけがしやすい
- 活発なため一緒に出かけるのにも向いている
- ダブルコートながら換毛期がほぼなく抜け毛が少ない
わんちゃんの大きさの目安や、希望の毛色などが決まっている方は、ブリーダーさんからお迎えするのがおすすめです。ミニチュアシュナウザーを迎えたら、生涯に渡ってたくさん愛情をあげてくださいね。